事務所沿革
当法律事務所の歴史は、故角田儀平治弁護士(1906-1997 旧名:角田守平)に始まります。同弁護士は、戦前から故布施辰治弁護士とともに社会的弱者を守るべく活動し、当時の悪法「治安維持法」違反により逮捕されるなど、人権派弁護士として勇名を馳せた人物でした。戦後は弁護士活動と同時に、多くの社会的事業を手掛け、また当時国交のなかった中国との民間外交に尽力する平和運動家でもありました。社会的事業の中には、角田儀平治弁護士がカトリック教徒として、後にベトナム戦争終結時に発生した難民(ボートピープル)の救済事業となった「あかつきの村」の前身たる施設設立に尽力したものもあり、今日まで訪日ベトナム人に知られる事業となっています。
1967年、角田儀平治弁護士は、長男角田義一(後に参議院副議長)の弁護士開業に合わせて、義一弁護士、飯野春正弁護士らとともに「角田合同法律事務所」を群馬県前橋市で開業しました。角田合同法律事務所は、順次多くの弁護士が参加し、著名な事件の解決に尽力した強力な事務所でした。また同時に、「いつも誰に対しても入口のドアが開いている」という「敷居の低い」親しみやすい事務所としても知られた事務所でした。
角田儀平治弁護士の死後、角田合同法律事務所は、参議院議員を引退した角田義一弁護士により「角田義一法律事務所」として承継され、庶民のいさかいから国を相手とする裁判まで扱う法律事務所として、「角田合同」時代と同様、広い分野を扱う事務所として知られました。
現所長の片亀球王弁護士は、角田義一法律事務所で事務職員として勤務しながら司法試験に合格し、令和元年に弁護士登録しました。事務職員時代から、角田義一弁護士の薫陶を受け、同弁護士を支え、幅広く多くの事件を扱ってきました。2024年2月14日、角田義一弁護士は、弁護士片亀球王に伝統ある事務所を託し、「角田・片亀法律事務所」が誕生しました。同月23日に角田義一弁護士が亡くなり、弁護士片亀球王は代表に就任し、今日に至ります。
事務所概要
| 事務所名 | 角田・片亀法律事務所 |
|---|---|
| 設立 | 2024年(令和6年)2月14日 |
| 所在地 | 群馬県前橋市大手町3-1-10 群馬県教育会館 2階 |
| 連絡先 | [代表電話] TEL.027-234-2321 [代表FAX] FAX.027-234-5729 メールアドレス:mario@tsunodakatakame-law.com ※代表電話からは法律相談の受付けは行っておりません。 |
| 代表弁護士 | 片亀球王(群馬弁護士会) |
| 弁護士(顧問) | 角田愛次郎(第一東京弁護士会) |
| 他・事務所スタッフ | 2名 |
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